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株式会社ウィゴー | ECサイトとメディアサイトをひとつに統合したことで、サイトへのオーガニック流入が従来の300%向上

Shopifyの導入までの過程や導入したことによる変化、今後の展開についてお話しいただいた株式会社ウィゴー WEGO事業本部 EC部 UI/UXチーム 担当部長 出口 善斗氏とWEGO事業本部 EC部マネージャー 鈴木 遼太氏

全国に店舗を持ち、若者向けファッションを多数展開しているアパレルブランド WEGO。お客様の求めるものを問い続けながら、若年層に響くコラボ商品の販売や SNS の活用により、多くのファンを集めています。

WEGO では今後の成長のために「自社 EC の EC 化率を上げること」をゴールとして掲げ、EC サイトからであっても実店舗からであっても、サイトを通って店舗へ誘導し、ショッピングにつなげる仕組み作りに取り組んでいます。そのためには、まずはお客様の LTV を向上し、満足して自社 EC を使ってくれるファンを増やすことを重要視しています。

これを実現するためのサイトリニューアルを決断、Shopify を導入し、以下のような成果を実現しました。

・サイトへのオーガニック流入の 300%向上 ・クリエイティブ性、スピードの向上

・SNS を含むグローバルプラットフォームとの連携:Shopify の TikTok アプリの活用でページセッション率 37%向上、コンバージョン率(CVR)は 112%を達成

ここでは Shopify の導入までの過程や導入したことによる変化、今後の展開について株式会社ウィゴー WEGO 事業本部 EC 部 UI/UX チーム 担当部長 出口 善斗氏と WEGO 事業本部 EC 部マネージャー 鈴木 遼太氏にお話を伺いました。

新たな挑戦を視野に、Shopify を導入

ECサイトとメディアサイトをひとつに統合したWEGOのオンラインページ。サイトへのオーガニック流入が従来の300%向上。

EC サイトとメディアサイトをひとつに統合した WEGO のオンラインページ。サイトへのオーガニック流入が従来の 300%向上

WEGO の EC サイトは、2022 年 1 月に Shopify Plus でリニューアルしました。それまでは他社のプラットフォームを使っていましたが、ファンの増加に伴い、注文件数も増加。また必要に応じてサイトにカスタマイズを重ねていたことで補完性や柔軟性が低くなっていたことや、最新のビジネスニーズに対応するための開発要件とともに開発コストもかさんでいたため、サイトの見直しをすることが課題となっていました。新しいプラットフォームに変えるか、あるいは既存のプラットフォーム上で必要な要件定義を整理し直して、開発するかという選択肢がありました。通常、新しいプラットフォームに乗り換える方が工数がかかることの懸念はありました。この時点で実はすでに乗り換えるなら Shopify を候補に考えていた鈴木氏は当時の状況を次のように振り返ります。

「たとえ乗り換える工数がかかっても、将来的なコスト面やビジネス変化に対応した更新などのスピード面を考慮すると、Shopify 以外にそれを実現できるプラットフォームがありませんでした。Shopify を利用することで WEGO の新しい挑戦が実現できるのではないかと期待していました」

ベンダー 5 社を比較することから始まり、当時使っていたプラットフォームで構築した EC サイトに足りない柔軟性や拡張性の高さに加え、システムの安定性を確保できるという観点で経営層も合意し、Shopify の導入が決定しました。

「Shopify であれば、コスト面とスピード面を考慮すると、WEGO の新しい挑戦が実現できるのではないかと思い、導入しました」(鈴木氏)

Shopify 導入により、オーガニックの流入が 300%向上

Shopify 導入前、WEGO には当時、ネットショップができる EC サイトと、WEGO に関する情報を発信しているメディアサイトの 2 つのサイトがありました。しかし実際は、2 つのサイトが存在することでドメインが分散してしまうデメリットも。

これまで利用していたプラットフォームではサイトの統合が難しかったものの、Shopify を導入してサイトをリニューアルすることで、ひとつのサイトに統合することができ、オーガニック検索の流入数は飛躍的に改善し、他社に負けないサイトとして生まれ変わりました。

Shopify のような CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)でなければ、2 つのサイトを統合することは難しいことでした。

具体的な数値で見ると、オーガニックの流入が 300%の向上を見せました。また、デザイン面においても、社内外問わず「見やすい」「使いやすい」という声が増えました。

「基本的にサイトがリニューアルすると、今までと使い勝手が異なるので不満が聞こえてくるものですが、ポジティブな声の方が多かったです」(鈴木氏)

Shopify の CMS や GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)はノーコードで本格的な EC サイトの制作や編集が可能。ベースとなるテンプレートからデザインを選択し、写真や色を変更するだけで高いクオリティのサイト構築ができます。

社内の PR やメディアチーム、現場のショップ店員でも、たとえば商品ページのブロックを入れ替えることで視覚的に、自由度の高い編集を加えたり、テーマのカスタマイズも簡単であるなど、操作がしやすくなったことにより、社内で気軽にクリエイティブ対応ができる場面も増加しました。数値データをもとに、より良いサイトに変えていくことが社内で完結できるようになったことは、WEGO の今後の発展に寄与する追い風となりました。

「社内でクリエイティブの工夫をしようとする人や話せる人が増加した」「対応や理解が社内で追いつくようになった」「スタッフが直接スナップをサイトに投稿できるようになった」ことで、対応のスピードアップにもつながりました。

社内のPRやメディアチーム、現場のショップ店員でも、商品ページのブロックを入れ替えることで視覚的に、自由度の高い編集を加えたり、テーマのカスタマイズも簡単であるなど、操作がしやすくなったことにより、社内で気軽にクリエイティブ対応ができる場面も増加しました。数値データをもとに、より良いサイトに変えていくことが社内で完結できるようになったことは、WEGOの今後の発展に寄与する追い風となりました。

社内の PR やメディアチーム、現場のショップ店員でも、たとえば商品ページのブロックを入れ替えることで視覚的に、自由度の高い編集を加えたり、テーマのカスタマイズも簡単であるなど、操作がしやすくなったことにより、社内で気軽にクリエイティブ対応ができる場面も増加しました。数値データをもとに、より良いサイトに変えていくことが社内で完結できるようになったことは、WEGO の今後の発展に寄与する追い風となりました。

「使いやすさとクオリティ」「拡張性」「スピード」「外部連携」Shopify のもたらす魅力

鈴木氏に Shopify の魅力について伺いました。

【使いやすい CMS と高いクオリティ】

実店舗から EC に入る時に「専門的すぎるサイト」は離脱の原因になりますが、視覚的な見やすさに関わるクリエイティブのクオリティは Shopify の導入により向上しました。さらに、画像や動画が挿入できる CMS の柔軟性も Shopify の魅力です。

CMS によるページは作りやすく、制作リソースが半減しました。

Shopify では Shopify アプリである Shogun Landing Page Builder を使うことで、トップページや商品紹介ページを自由にカスタマイズしています。

自由度の高さは、実際のページをブラッシュアップしてより良いものにする時に役立つ機能として、WEGO のサイト改善に大きく役立ちました。

**_「Shopify はヘッドレス CMS の API も豊富にとり揃えているので、将来はヘッドレス化にも挑戦したい」_**と鈴木氏は話します。

【高い拡張性】

「コストが安く入れ替えがしやすい、さらに拡張性が高い点も Shopify の魅力です。定められた予算の範囲内で「これをやろう」と決めたことに対し柔軟に入れ替えができることで、ストアもより良いものに改善できました」(鈴木氏)

また、Shopify にはエコシステムという導入支援企業と事業者が協力していく戦略があります。互いが互いを連携し合うことで、認知の拡大と収益の増加が見込める新しい効果を生み出しました。Shopify ならではの機能がもたらした効果です。

【スピードの向上】

CMS コンテンツの制作や数値的ポイント、クオリティの向上をもたらしましたが、対応にかかる工数削減によりスピードが向上した点も Shopify を導入することの強みです。

WEGO のシステム担当からは、ワンクリックでタグ選びができる点も Shopify の魅力であるとの声も。日々刷新されるアパレル業界の流れに乗るためのスピード感の実現を、Shopify は叶えたと言えるでしょう。

【グローバルな SNS プラットフォームとの連携】

Shopify が TikTok などの SNS と連携しやすい点が大きな強みとなっており、マルチチャネルコマースプラットフォームと呼んでいる所以でもあります。

リアルタイムファッションを求める顧客のニーズに応えるためにも、またインテリアや雑貨の提供を通じてライフスタイルを提案する上でも、多様化するコンテンツ配信チャネルという意味で相性の良い TikTok と早い段階で連携できました。実際、Shopify の TikTok アプリを活用したことでページセッション率が 37%向上、コンバージョン率(CVR)は 112%にまでのぼる成果をあげています。

今後 TikTok の連携を強固にすることで、EC サイトからオーガニック検索の流入だけではなく、TikTok からの誘導につながることも期待しています。また TikTok に限らず、Twitter などその他の SNS 連携にも長けていることから、それぞれの SNS の特性を活かして連携していくことも検討しています。

今後TikTokの連携を強固にすることで、ECサイトからオーガニック検索の流入だけではなく、TikTokからの誘導につながることも期待しています。またTikTokに限らず、Twitterなどその他のSNS連携にも長けていることから、それぞれのSNSの特性を活かして連携していくことも検討しています。

今後 TikTok の連携を強固にすることで、EC サイトからオーガニック検索の流入だけではなく、TikTok からの誘導につながることも期待しています。また TikTok に限らず、Twitter などその他の SNS 連携にも長けていることから、それぞれの SNS の特性を活かして連携していくことも検討しています。

WEGO の目指すコマースビジネス

WEGO の EC サイトは「Z 世代のナンバーワンのショップとして支持されること」を目指しています。「今求められているものを届けられる”リアルタイムファッションが注目される中、EC サイトとして活用しながら、SNS とメディア統合することも視野に入れています。アパレル業界は BtoC の世界なので、流行に合わせてお客様の求めるものに答え続けないとファンは維持できません。「ニーズに応えられないとつながりは切れてしまいます」(鈴木氏)

WEGO では今後、顧客のニーズに合わせた情報をメディアから発信していくことを考えています。

「コストが安く入れ替えがしやすい、さらに拡張性が高い点もShopifyの魅力です。定められた予算の範囲内で「これをやろう」と決めたことに対し柔軟に入れ替えができることで、ストアもより良いものに改善できました」(鈴木氏)

WEGO

鈴木 遼太氏 — 事業本部 EC部マネージャー

業界

アパレル・アクセサリー

以前のプラットフォーム

ecbeing

ご利用の製品

Shopify Plus

Shopifyを利用することで、WEGOでは短期間で成果を上げることができました。

300%

オーガニック流入が従来の300%向上

37%

Tiktokとの連携でページセッション率が37%向上

112%

Tiktokとの連携でコンバージョン率(CVR)は112%にまでのぼる成果

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